夜中布団の中で考えること

夜中に寝れなくなった時に考えたことをぽつぽつと書いていきます。専らやらなければならないことのメモ。

脳内の整理(1/1~1/7)

やりたくても、中々出来ない。

考えていることを全てアウトプットしてしまって、モヤモヤを晴らしたい。

 

やりたいこと、やらなきゃいけないこと、いっぱいある…。

ちょっとずつでも自分の脳以外の記憶媒体に預けておかないと大事なことが抜けてしまうので、ちょっとでも時間を作らないと。

 

もはや脳内の整理をするってことを記録しておかないとダメそうな自分に愕然としてる。

 

1月1日~今日までイベント続きで色々疲弊している。

 

元旦、旦那さん仕事。私は0時~4時仕事。記憶があんまりない。

2日、旦那さん休み。私は0時~4時仕事。初詣。法多山に参拝したもののすごく混雑していた。

いもさんは階段を登りきり健闘したが、あねさんは階段を登りきったものの体調が急に悪化したようで嘔吐した。旦那さんのズボンやあねさんのアウターが汚れたので、替えの服を着せた。

出店で焼き鳥とロングワッフル(?)、五平餅等購入。厄除け、家内安全、稚児守*2等も購入した。

昼食は友人もいたのでバーガーキングでがっつり買って帰宅したが、あねさんは食べるといって聞かなかったが案の定マーライオンだった。ラグとパジャマが取り返しのつかない感じになった。

3日、旦那さん仕事、私は休み。私の実家周りに新年の挨拶。昨日の今日だったのであねさんは食欲が薄めだった。

ランチは外食に行き、帰りに2日に失ったラグを補填した。その後ユニクロの初売りに行って幼稚園用のボトム、アウター、欲しかったタックスカンツ(黒)とフレアスカート(ネイビー)を購入。これで私のクローゼットがほぼ完成した。やったぜ!

4日、旦那さん仕事、私は0時~3時仕事。

子ども服の整理と幼稚園に着ていく服のネーム付けチェックを実施。この作業を怠ると年明けの幼稚園が地獄になるので頑張った。

遊びの移行時、危険な遊び方をいもさんにしていたのであねさんを叱っていたところ、タイミングをつかめなかったのか粗相してしまっていた。粗相の始末の対応はあまり上手く気持ちを押さえられていなかったので、少し余計な事を言ってしまった。

夕食時、あねさんのお皿に最初からゆで卵が置いてない状態で始まり、いもさんのお皿には最初から置いてあったのが気に入らなかったようで愚痴っていた。差をつけてしまったので反省した。

5日、旦那さんは仕事、私は休み。

午前は少し仮眠を取った。あねさんといもさんが仲良く遊ぶ時間が増え、とても助かる。

午後は今年成人式の職場の子が二次会に着ていく服を一緒に買いに行って欲しいとのことだったので車を出して一緒に行って来た。

最初自宅のクローゼットを拝見して、そのまま買い物に出た。

ワンピースは着ない、スカートも着ない、甘めの服は着ない、とのことだったのでちょっと難儀したけど本人が納得できる形で収まってホッとした。

 その日の15時、18時からのシフトを変わって欲しいと職場のグループラインで発信があった。その時点で旦那さんの帰宅時間が18時頃だったので無理だと思って反応しないでいたら、17時時点でまだ誰からも連絡がなく困っているような雰囲気だった。

仕方がないので「旦那さんに連絡を取って19時くらいまでには出勤できそうだが、1時間程空きが出来ても平気かどうか」…と発信したら「ありがとうございます… 18時から出勤できる方居ませんか」と言っていた為、「18時から出勤できる人がいればそれが一番だろう、もし居なかったら出勤しよう」と思って待っていた。

そのまま一向にグループラインで進展がなかった上に個人的に当人からお願いしますとも言われていないまま18時5分前になってしまったので店舗に電話連絡し、状況を聞いたが交代人員が誰も来ていないと言われたので、店に穴が空かないように15分程度待ってもらえるならば向かいますと相談していた所に本人が何故か出勤。

本人が来たので私の出勤は不要だろうと電話口で二人共判断して、主人に急いで帰宅させたことを謝って、それで終了したかと思った。

しかし、代わって欲しいと言っていたが結局出勤してきた当人へ「18時ぴったりから代わりに出勤出来なくて申し訳ない、お疲れ様でした、お大事に」と連絡しておいたラインに返事があり、「19時から来てくれると思ってたら来なかった。時間通り働いて帰りました」と返信が届いた。行間を明らかに読ませたい書き方だと思った。

 善意で行動したつもりだったが、私が個人的に設定している対人コミュニケーションマナーに反している人だったので、もう今後この人には善意をわざわざ向けないだろう。

6日、旦那さん休み、私も休み。

5日にモンハンクロスが到着していたので、二人でひたすら狩りしていた。

モンハンと作りおき以外ほとんどしていなかったようで、この日の記憶がほとんどない。ネット履歴もツイートもラインもほぼない。

一応幼稚園はじめだったので、送り迎えは私がした(その間も旦那さんは狩りしていた)

午後に旦那さんは電池切れになり、仮眠。お迎えの時少し長めにお母さん方とお話した記憶も少しある。

夜は少しマビ英したものの、パッド操作を完全に忘れているので割当の変更に追われていた。新しいボスに連れて行ってもらって、そこそこわかりやすいタイプで助かった。

ToSではギルドがあんまり静かになってしまったので、マビ英の人たちの優しさが沁みた。余裕を見つけてちょこちょこ復帰する。

7日、旦那さん仕事、私は日中仕事。

実働6時間。ちょっと安い時給だけど頑張った。寒空の下カイロだけが頼りの一日だった。

12月末に出した年間支出表について考え直す必要がありそうな事に気付いてしまって少し凹んでいる。

夕食は祖母が子どものついでに用意してくれていた。マグロとイカのお刺身。お土産にブリを煮たのとか色々。私がサラダ大好きなので毎回最低でもカットサラダを用意してくれていて嬉しい。あねさんは卵焼きが大好きなので、毎回だし巻きを買ってきてくれる。本当にありがたい。もう80なのに89の姉さんを介護している祖母を尊敬する。

昨年無理をして体調を崩したので、今年はなるべく出勤を詰めないようにしたので夜は休みだった。MHXは集会所が★2に上がってちょこちょこクエストを進めた。

 

改革したーい(やる気4割)

 誰かに教えを受ける事は、いつになっても緊張する。

 いつになっても、とは言ったものの未だ25歳のひよっこなので、どうやっても教わることが多いのはしょうがないのですが……。

 

 そもそも、自分の得意とする分野を極めている人という状態が自分にとって羨ましい事なのであり、自分ができていないと思っている事の裏返し。自分が中途半端な人間だと思っているからこそ、何かに一途に頑張っている人、高い完成度を持つ物に憧れて、羨んで、ただ見ているだけ。

何か自分で極めたい、突き詰めたいという思いがあっても手を出さない。出したとしてもすぐ引っ込めてしまう。時間がないと言い訳して、結局やり切らない。

そんな自分が嫌なのに、実行しないから改善されない。

心のもやっとした部分を勝手に抱えて、ストレスが溜まるー。やりたいことが出来ないー。夢が見つからないー。最近面白いことがないー。自分のことなのに、周りの環境のせいにしてみたりしてネガティブな思考をする。

結局自分が更に嫌になって、また振り出しに戻る。妙に完璧な物が好きだからこそ止まらない連鎖に今日もため息……。

 

 やりきれない毎日から抜け出したい、と思うばかりな生活に別れを告げたい。そう思って、まず自分の考え方を誘導してみようと思った。

 

 まず、自分の考え方を「変える」のは自分にとってとても難しいことだった。自分は行動を起こす原動力として最終目標をなんとなく作っている。目標というより漠然とした理想、しかも実現可能なのは70%位の代物のことが多い。

その曖昧な目標に向かって、仕事ほど具体的な手順を作ったことは今思えばかなり少ない。もしくは詳細過ぎる手順やプロットを作った時ほどそこで満足してやめている場合も多い。いわゆる夢物語。

 つまり、詳細過ぎるルールを決めてもそれだけで満足して頓挫する。緩すぎる目標だけだと着地点を見失う。それが自分の現状であるのは間違いない。

それを改善する為に、今後模索していく中身を考える必要がある。まずは、目標設定について。

 目標設定する為に、まずは大きな目標を作る。

今更ではあるが、自分は目標が大きすぎる傾向にもある。例えば「家を快適にする」や「貯金する」とかもうなんていうか子どもの将来の夢のようなサイズ。

これにもう少しの具体性を持たせて、目標を見ただけでちょっとしたやる気スイッチに出来るようにしてみる。「家を快適にする」→「家を好きなものしかない空間にする」や「貯金する」→「2016年3月までに(車種名)の購入資金(◯◯万円)を貯める」など、そうだ、自分はその為に色々考えていたんだと思い出させる言葉にしてみる。

 何のために行動するのか。自分のモチベーションは自分が一番わかっているので、一番の「こうしたい」を文字にできればそれが一番。

 

 次に、中目標。もうこの時点で「そんなの考えるより動いたら?」という気分と「いいや、限界まで細かく細かく予定を立てたい。もうレールびっちり敷いて自分の思うままにしたい」というどっちに転んでも駄目な囁きが頭のなかでディベート大会ですが、我慢して厳しすぎることのない目標をセレクト。

 

 

ってところまで書いた訳ですが、そもそもこの文章自体着地点がないままスタートしていて迷走している事に気づきました。消して深夜の謎高揚感の為ではありません、自分自身の問題です。

いずれ書き直しますが、なんだかここまで浪費した時間が癪に障るので残しておきます。これって一種の貧乏性なのでしょうか? 文字書きには向いていない性格のようです。

英会話教室の勧誘の思い出メモ

久々に、営業専門の方の飛び込みに出会いました。

ペッピーキッズクラブという英会話の教室で、1歳から小学5年生までを外国人講師が指導してくれるらしい。

インターホンに出て第一声が

「こんにちは~、この辺りのお子さんのいる家庭に英会話教室のご案内してます~。皆さんにご説明させて頂いてますので、お母さんも玄関まで出てきてくださ~い」

今更思い返してもびっくりですが、「出てきてくださ~い」って…。

その後も、

・玄関と廊下しか見えてないのに「綺麗なお宅ですねー!雑誌に出てくるお宅みたい!!」と謎のベタ褒め

・娘を見るや大げさに「かっ…わいいー!超可愛いですね!」とグイグイ褒めてくる

・配ってるチラシに自画像描いてあって「大学生みたいな自分が行きます」

・困ったやりとり①

営業「自宅に講師が来て行うお試し講座が500円です」

自分「自宅ですか…」

営業「お母様はこういうの反対とかでは~ない、ですよね?」

自分「お試し出来るのは良いですね」

営業「じゃあお名前と電話番号だけいただけますか?」

自分「いやそれ何の為にですか?」

営業「えっ、お母様はお試しには反対では~ない、ですよね?」

自分「(質問に答えろし!)今予約する流れでした? その制度は良いと思いますが、うちでは主人の許可が無いとそういう申し込みは出来ません。」

営業「でも、お母様はお試しすることには反対では~ない、ですよね?」

自分「(何回目だそのセリフ)主人と相談して、許可が出ればこちらから連絡することはあると思いますが今は決められないです」

営業「うーん、じゃあ!ご主人にご挨拶させて下さい!!」

自分「今居ません」

・困ったやりとり②

営業「さあ、◯◯講座の写真、見てみましょうー! お母様、せーのでじゃーん!と言ってくださいね~」

自分「えっ」

営業「いきますよー!せーの!」

営業「じゃーん!」

自分「わ、わぁー…」

 

そんなこんなで20分程居座られたので困りました…。

ようやく帰った後に軽くぐぐったら勧誘がしつこい&教室の金額自体を教えてくれない事で有名だったようで…

週1回で月謝1万ちょっと&教材代がボーナス3万/年2回、+母親参加必須、そしてイメージの悪さが膨らみすぎたので普通に断りました。

中身はわりと悪くなさそうだったけど…イメージって大切ですよね。

後、近所の営業先を聞いてくるのは余計に株下げるのでやめた方が良いと思います。

 

以上、同じ教室から営業が来た時の為の嫌な思い出メモ。

 

台風の日に書く覚書

台風が本州に向かってきている中、娘さんがぐっすり寝ているので大きな物音を立てることも出来ない母は暇であります。

久しぶりにこのブログを見てみたら、かなり愚痴っぽかった昔の記事にダメージを受けたり。当時は凄く精神的に厳しかったみたいですね。人事か。

 

上記とは全く関係ないですが、旦那さんのボーナスと私のお給料が出たので使い道を厳選中。

そろそろ買い換えたい・買い揃えたい日用品を少しずつ調整して、予算の範囲内で調整。ボーナスで買わなくても良い物ばっかり?うん、分かってた。

 

いつものルール

★物を増やさない

統一感のあるもの

汎用性のあるもの

駄目になっても買い足せる物

自分が納得して使えるものであること

妥協しないこと

 

欲しいものリスト

 

(日用品)

①枕カバー(2枚*2組)

フラットシーツ(2枚*2組)

③クッション(44*44cm)*3~4個

④クッションカバー(同上)*5~6枚

⑤カーテン自作用リング(横30cm用*2、横60cm用*1)

⑥衣類用密封袋(娘さんの洋服整理用)

⑦娘さんの衣類収納ケース(仕舞う量を確認してから購入する事)

 

(贈り物)

①お財布>旦那さん

②お中元

→ビール>祖母家

→ビール>叔母家

→水ようかん>曾祖母

→今年から会社関係は無し

③眼鏡>旦那さん

 

(他)

①パーカー(薄手でUVカット、長袖、ポリじゃない素材…)>自分用

②シャツ(サマーニットと合わせたタイプ、THE SHOP TK MIXPICE)

③アウター(薄手で熱がこもらない物、3can4on)>娘さん

 

寝具はこれを機にある程度統一したい…一応フラットシーツで白とか程度に揃ってるけど、もっとしっかり揃えたい!

いつ転勤になってもすぐ荷造り出来るように、物をもっともっと整理しないと。

買い物は片付けへのモチベーション、片付けは買い物を妥協しないためのモチベーションにして頑張ろう…。

モテ期(6年ぶり4度目)

 昨日、モテ期とみられる現象が発生した。

 

 ケース①

 某ショップにて買い物中、石鹸を買いに売り場を訪れた私の横に50歳~くらいのマダム2人が並んでおもむろに話しだした。

「ねえ、これなんかどうかしら」

「でもこれ安いわ、何かあるんじゃない?」

 私は特に気にすることも無く、いつも使っている石鹸を買い物かごに入れた。そのまま同じ棚にある馬油配合のコンディショナーを品定めしていると、マダム2人の会話が耳に入ってきた。

「ねえ、あのおねえちゃんこの石鹸買ったわよ」

「これ良いんじゃないの? だってあのおねえちゃんが買ったわよ」

 その場にいる”おねえちゃん”に該当するのは、恐らく自分しか居ない。

「あらー、これお安いけど製造が◯◯よ! ◯◯!」

「ほんと! これは……ねえ、おねえちゃん」

 話しかけられた。

「この石鹸どうなの? いいの?」

「えっ、あっ、良いかどうかは……いつも同じ物使っているので、私は好きです……泡立ちも良いし、好きな香りで……」

 慌てて答えたので明らかに挙動不審だった。が、マダムたちは気にせずに石鹸を手にとって楽しそうだ。

「あらー、やっぱりいいのねぇ、おねえちゃんが使っているものね!」

「私も買おうかしら!」

「あ、この石鹸香りが強い方なので苦手でしたら…」

「いいのよ! 主人が加齢臭だからちょうどいいわ~」

 結局、マダム2人は石鹸を買っていった。嬉しそうに何度も「ありがとうね、参考にするわ! おねえちゃんが選んだ石鹸良さそうで嬉しいわ~」と言うのが印象的だった。

 果たして、私の一体どの辺りが良い石鹸を使っていそうな人に見えたのか、何度もおねえちゃんが使っているを強調されて恥ずかしい思いをしたものの、全くわからないままマダム2人との接触は終わった。

 

 ケース②

 某農協の直売所にて、南瓜を品定めしていると1人のマダムに話しかけられた。

「ねえ、この南瓜買ったことある?」

 私が見ている南瓜は、もともと大きめなものを傷んだ部分だけ取り除いてカットされたらしいものだった。

「いえ、1個買って消費できるか悩んでいるうちにこれを見つけたので……」

「そうなのー、私もねえ、1個は多いなって思っててね~」

「大きいと大味って言いますものね」

 先ほどのマダムとの出会いにより、少しコミュ力が鍛えられている。そんな気がした。私のトークの安定力に心のなかでガッツポーズ。

「そうなのよね~……あなた、南瓜はどうやって食べるの?」

 思ったより話が発展しそうだ。自分のコミュ力を呪った。

「最近は南瓜サラダが好きなのですが、冬なのでおとなしくそぼろ煮であったまろうかなと思ってます」

「そう、そぼろ煮もいいわよね~。 そうそう、うちではね、南瓜をほら、皮を取ってね。うすく……5mmくらいね、それくらいにスライスして、フライパンで焼くのよ」

 マダムの南瓜レシピの伝授が始まってしまった。しかし地味に興味があるので話を聞いてしまう……後ろでは主人が娘を重たそうに抱えている。

「フライパンで南瓜だけ焼いてね、そこに余っている野菜……今はないけど、ズッキーニとか、玉葱とかね。そこで一緒に炒めて。それで最後にお醤油をちょっと入れると美味しいのよ!」

「なるほど、素焼きにお醤油、美味しそうですね。玉葱をゆっくり甘く炒めて一緒に食べたら美味しそうですね~」

 私は大根おろしも添えてポン酢で食べよう、そう勝手にレシピ改変を心に決めて南瓜をかごに入れた。

「美味しいのよ~、やってみてね」

 そう言い残してマダムは立ち上がり、また店内へと戻っていった。ちなみにマダムは南瓜を購入しなかったようだ。なんだか釈然としない気持ちを抑えて私は帰宅した。

 

 ここ数日、このようなマダムモテ現象が各地で見られる。モテるから何があるわけではないが、いきなり話しかけられた時に挙動不審な言動をとることのないよう気をつけていこうと胸に刻んだのであった。

祖母からの贈り物

 祖母から母を通して、「DVDデッキは持っているか」と打診があった。

 最近ちょこちょこと贈り物をしてきてはいたが、今度はなにかと思ったら、テレビでCM放映していたユーキャンの通販会社が出している「日本昔ばなし」のDVDセットを買うと言っているらしい。

 生まれる前は赤ちゃん布団を1組買ってくれた(正直布団より必要なものはいくらでもあったと思う)だけで、病院で面会1回、里帰り中に1回、たまの訪問で2回程度しか顔を見せることもなかった祖母だが、ここ最近手編みのひざ掛け、次いでケープ、後イチゴなどを郵送してくるようになった。

 苺の時に、人生で初めての苺を食べている娘の写真と手書きのお礼状を送ったところ、今回の打診につながった。 

 これでも、一児の母になるわけだから…と色々考えて、必要最低限の人間関係は大事にしようと思った結果なのだろうか。主人は「きっと写真が良かったんじゃないか」と言っているので、これからも最低限の親族関係を維持するために頑張りたい。

 

ところで、私は木で出来たスライダーみたいなビー玉を転がしたり穴に入れたりするおもちゃが欲しいのですが、そっちも買っていただけないでしょうか。なんて思っている布団の中。

四十九日② 個人的覚書の方

死後の手続きについて。

 

手続きをするにあたって大事な書類があります。

 

 まず、戸籍。戸籍の管理はとてもとても面倒。

特に遠方から仕事などの都合を付けて来ている場合、一番のネックになる部分だ。

 まず、各所手続きの際には「死亡を確認できる物」が必要になる。

「死亡を確認できる物」については、とりあえず「死亡診断書」があればいい。ドラマとかでも良く耳にするアレである。

病院で亡くなった場合、死亡診断書は病院で用意してくれる。

死亡診断書は市役所へ提出する「死亡届」と合わせて1枚の紙になっており、それ1枚しか貰えない為コピーが必須になります。

死亡診断書は医師の記入で完成していますが、死亡届は遺族が記入することになります。

もちろん亡くなった故人の情報を記入するため、間違っても私のように自分の名前を記入するという悲しいミスにご注意下さい。2枚目は貰えないので、訂正印を押して色々なところで見せる必要があります。

 さて、これで死亡を確認できる物が用意出来た…わけではなく。

実は死亡診断書だけでは通らない手続きもある為、「戸籍に死亡した事実が記載された物」…「除票」が必要になるのです。

こちらは戸籍の本籍地でしか取得できない為、もし遠方に本籍を置いて引っ越ししてしまった方、ネタで皇居に本籍をおいている方、困るのは遺族です。

遠方の場合、郵便請求によって請求するか実際に現地に赴く必要があります。

郵便請求する場合は2週間は見ておく必要があります(死亡届を現住所へ提出→手続き完了後本籍地の役所へ現住所の役所から郵送→除票の作成→遺族へ除票を郵送というあまりに面倒な郵便リレーが行われる為)

そのため、遠方から来るとこの作業に時間をやたら取られることになる為注意。

 次に必要になるのが「故人との関係を証明できるもの」。

親子や配偶者の場合、普通は戸籍謄本を取れば…ということになりますが。

遺産の管理のためにも「法定相続人」を確定する必要があるので、故人の生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本が必要となります。

これが強敵で、生まれも育ちも…と同じ場所で生まれ同じ場所で死に、他の土地には出ていない!という方なら問題ないのですが。

私の父のように生まれは九州、近畿で働き東海で結婚したタイプであり、婚姻で籍を移したり本籍は現住所と違う同県内の市であったりする場合は大変面倒です。

まず、現住所の市役所で「この名前で取れる戸籍謄本をすべて」取得、その後「転籍」や「改製原戸籍」(戸籍の制度が変わった際に古い戸籍から新しい戸籍に移されたので)の表記がある場合、それより古い戸籍を取得。

この時点で転籍が近畿だったりすると、該当する近畿の役所に「この名前で取れる戸籍を(略)」と郵送請求。送られてきた戸籍から更に古いものがある場合は該当する役所に郵便請求…とおいかけっこをすることになる。

 

ちなみに、死亡手続きを相続含めすべて行政書士にお願いしたい!と丸投げしたい方はお金を叩きつけて下さい。

  • 相続人の調査
  • 登記簿謄本・固定資産評価証明取寄せ
  • 相続人関係説明図作成
  • 不動産価格評価
  • 財産目録作成
  • 遺産分割協議書作成
  • 不動産相続相談
  • 相続関係各種相談
  • 各種名義変更手続き(保険・銀行・車両名義変更等)

これらを大体50~100万程ですべてやってくれます。

遺族がやらねばならぬことは現状を把握することと書類に必死に氏名連絡先を書いて捺印するだけです。

 

書類がすべて用意出来たら、

①死亡届提出・埋葬許可の書類取得・葬儀手続き

②保険(国民・社会・介護・障害等…)手続き

③年金手続き(不足の支払い・過払い返金・未支給分回収)

④住居・その周りの解約(賃貸解約・家財道具の撤去・ハウスクリーニング等)

ライフラインの解約(電気・水道・ガス・携帯・電話・ネット・宅食・デイサービス)

⑥名義変更や解約(銀行・郵便貯金・車・免許・不動産・株式・クレジットカード)

などに奔走することになります。

 

電話は常に話し中や返電待ちで落ち着きません。

メモはスマホにとっておくと通話中不便なので別媒体で取るのが懸命です。

 ①市役所の方がつきっきりで書類の書き方や葬儀の手続きについてどうするか等相談にのってくれます。お金の有る方は葬儀社に任せるのも良いでしょう(業者に寄ってはかなりぼられますが)

お金が無い人は市でお願いすると、市が所有している場合は霊柩車(格安)、火葬場(格安)を利用することが出来ます。

間に市が提携している葬儀社が入りますが、一番安いプランでも全部合わせて10万程の出費を覚悟するべき。これでもかなり安い方です。

値段の主な原因は棺です。遺体と共に焼かれるので消耗品でも良いお値段です。

市や生活保護・国民保険・社会保険から葬祭費の補助が出るので活用しましょう。

ちなみに生活保護に関しては市役所の対応がとても厳しいです。

「死んだ瞬間保護なんて切れてるから、葬儀の代金はご遺族できちんと負担してくださいよ」

とばっさり言われること請け合いです。心が強い方は戦ってみてください。

 

 ②市役所に①の手続きをしにいくと、流れ作業でこちらに回ることが出来ます。

 ③上記同様ですが、年金に関しては年金事務所の管轄になるので最寄り事務所連絡先だけ教えられてポイされます。

全国どこの年金事務所でも手続きできるので、遠方の方は必要書類だけ取得して後回しにすると後が楽です。

 ④普通の持ち家ならあまり困ることはありませんが、賃貸の場合は面倒が増えます。

私の父は賃貸の、しかも住宅公社の物件だったので「入る時・住んでいる時は安いが出る時の負担が大きい」タイプだったので苦労しました。

畳の全替え・ふすまの全替え・日割りにした家賃で合わせて17.5万程(敷金7万5千円を当てても10万円)

 それと、家の家財を全撤去、ハウスクリーニングも行う必要があります。

家財は市役所からリサイクル業者を紹介されます。正直選んでいる余裕がなかったので言われるがままに連絡し、見積もりで18万。

家具家電が多く、古くなり使わなくなった電化製品がゴロゴロしているのが問題でした。

 

(読み返した時点で家の状態と家族のあり方についての無駄で気分が悪くなる記述があったので削除しました)

 

しかし、時間も片付ける元気も交渉する胆力も何もかもが流れ落ちていた自分はそのままお願いしました。

一部家具家電には値段がつくものもあるはずですが、何もかも目をつぶってお任せ処分にしました。

これらにかかった金額が大体30万程。

金額もさることながら、賃貸元の受付の方やリサイクル業者の方など対応に心削れる。

 

ライフラインの解約

ほとんどのものは電話一本です。

遠方の場合、元の住所に残額の請求書を送ってもらっても困るので自分の連絡先を伝えるとコンビニ決済の支払書と明細などを送ってくれます。

携帯は全国のどこでも良いので最寄りのショップで解約手続きを行います。

ちなみに。父はauユーザーでポイントが溜まっていたので充電器などのアイテムと交換してもらうことが出来ました。流石に別名義へ引き継ぎは出来ません。

高齢一人暮らしだと、宅食を取っている方も多いですが…大手でない限り支払いは振込になってしまうので、手数料も地味に嫌な気分になれます。

⑥戸籍関係で面倒な思いをしたのはすべてこれのため、名義変更。

こちらは遺産にも関わってくる為、正式な除票や相続人の有無を確認する必要があります。

各機関毎に手続きは異なりますが、大体

 ・故人の住民票

 ・故人の戸籍謄本(故人との関係の証明ができる物)

 ・手続きをする人の身分証明

等があればある程度滞り無く終わります。

解約する際は実際に使用していたカードや通帳や何かしらの証明が必要になる場合が多いので、先に電話で解約/名義変更に必要なものを確認してから行かないと二度手間になります。

 

最後に。

こういった手続きを行うと、親族というものが信じられないものになる人も居ると思います。

私は娘という立場でしたが、父の葬儀をまさか1人で負担させられるとは思っていませんでした。

 離別し、親権を失っても私にとっては母や祖母は親族であり、父を見捨てて逃げ出しても親子のつながりは切れるものではありません。間に自分という存在があるのだから、親類で葬儀を行うものだと思っていました。

 しかし、手続きや金銭的負担もすべて私達夫婦が負担しました。母は遅くなるけど、都合すると言っていましたが、あまり信じていません。

 過去に貸したお金も戻らず、正社員で働く夫が居るにも関わらず「自分がパチンコに行って稼がないと家計が回らない」と働かず惣菜を食卓に並べ晩酌をしながらのたまう母に納得がいかないので、肯定することもありません。

 自分という存在は親族の架け橋にならないし、親族から香典も手伝いもなく、むしろ私の友人や父の所属していた町内会の会長さん等が包んでくれた事を考えると、血のつながりなんて本当に薄い物であると思います。(金がすべてという話ではありません)

 ちなみに葬儀の後、別件で祖母に連絡を取る必要があった際「今連絡するとお金の無心と思われるから、私から連絡しておくよ」と母に言われた事、一生忘れません。

 こういった経験は私にとってとても辛く苦しい物ですが、自分の娘には同じ思いをさせないように思い直す良い経験になりました。

 今でも母方の親族と付き合いはありますが、あまり乗り気になっていません。

 今後、少なくとも祖母・母・義父の葬儀が控えている事を考えると心が重くなりますが、責任だけは果たすつもりです。

 

ここまで一気に書き上げましたが、本当に時間のない中色々な所へ赴き、手続きをし、心ない対応に吐き気を催し、苛立ち、お悔やみの言葉すら聞きたくないときもありましたが、ほとんどの手続きを終了することが出来ました。

忌明けとなる今日、天気は雪でどんよりしていますが、これで気持ちを切り替えることが出来そうです。

 

長い文章になりましたが、今後妙な情けをかけようなんておもってしまった際の自分への戒めとして何度でも読み返すつもりです。